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「もしも」の時は誰にでも訪れる

コラム

いざというときに困らないための準備
– 家族で考える「もしも」への向き合い方コラム

突然の病気や事故、高齢の親の体調が急変したとき、多くの人が直面するのが「葬儀の準備」です。何も準備を行っていないと、いざという場面で何をすればよいのか、どこに連絡すればよいのかわからず、慌ててしまうケースは少なくありません。こうした混乱を避けるためにも、あらかじめ準備をしておくことが大切です。

「もしも」のときは誰にでも訪れる

「もしも」のときは、誰にでも突然訪れます。今この記事をご覧のご本人はもちろん、そのご家族――ご両親や配偶者の方も例外ではありません。
自分自身のこと、そして家族のこと。いざというときにどうするかを改めて考え、家族と話し合っておくことが大切です。
とはいえ、葬儀のことを親世代と話そうとすると、「そんな縁起でもないことを」と取り合ってもらえないかもしれません。ですが、「もしも」への備えは決して不吉な話ではなく、むしろ家族を守るための前向きな準備です。
実際、近年では葬儀会社に事前相談をする人が増えており、家族の負担を軽くするために計画的な準備を進めることが一般的になりつつあります。
なかでも、新年度が始まる4月や、家族が集まりやすいゴールデンウィーク前は、話し合いを始める良いきっかけになります。

はじめての「もしも」準備、何から始める?

では、何から考え始めればよいのでしょうか。
まず大切なのは、「誰が決めるのか」「どこまで決めておくのか」を明確にすることです。たとえば、親が元気なうちに意向を確認できるのであれば、葬儀の形式や規模、費用の捻出方法について話し合っておくのが理想的です。
とはいえ、「まだ元気だから大丈夫」と話しにくさを感じる場合もあるでしょう。そのようなときは、無理に話す必要はありません。まずは最低限の準備を整理しておくだけでも、いざというときの安心につながります。
たとえば、葬儀の形式を家族葬にするのか、一般葬にするのかといった方針や、どの葬儀社に依頼するかをリストアップしておくだけでも、いざというときの負担は大きく減ります。また、訃報を伝えるべき親族や関係者の連絡先をまとめておくことも大切です。
事前相談を行う人の割合は年々増加していますが、いまだ全体の20〜30%程度にとどまっているとされます。多くの家庭では、親の意向をしっかりとわからないまま、残された家族が判断を迫られるケースが少なくありません。
心残りのない葬儀を行うためには、「まず家族と話をする」「少しずつ情報を整理する」という姿勢が、スムーズな準備へとつながります。

まず考えたい3つのポイント

「もしものとき」に備えるには、まず何から手をつければよいのか、悩んでしまうものです。すべてを一度に決めるのは難しいため、基本となる3つのポイントを整理することから始めましょう。

1. 葬儀の意向を確認する

葬儀の規模や形式は、本人や家族の価値観によって異なります。特に以下の点を事前に確認しておくと、準備がスムーズに進みます。

・ 家族葬、一般葬、直葬のどれを希望するか
・ 宗教的な儀式を行うか(僧侶を呼ぶか、無宗教で行うか)
・ 葬儀のおおよその規模
・ お墓の有無や納骨先の確認
・ 費用に関する考え方

元気なうちに話をすると、「海に散骨してほしい」「適当にやってくれればいい」といった漠然とした希望を述べる人も少なくありません。ただし、こうした言葉が本心かどうかはわかりません。そのため、「意向がわからないと残された家族が困る」ということを、冷静に伝えておくことが大切です。現実的な課題として一緒に向き合ってもらいましょう。

2. 連絡する人をリストアップする

葬儀を行う際、誰に訃報を伝えるのかを事前に決めておくことも大切です。特に、親戚や友人、仕事関係者など幅広い人に連絡する必要がある場合は、あらかじめリストを作成しておくと、連絡漏れを防げます。

・ 親族(兄弟姉妹、いとこ、遠方の親戚など)
・ 友人・知人(学生時代の友人、趣味仲間など)
・ 仕事関係者(元職場の同僚、取引先など)

リストをつくる際には、相手への連絡手段もあわせて整理しておきましょう。とくに親族の連絡先がわからないと、葬儀の準備がスムーズに進みません。親の兄弟や遠方の親戚とは普段の付き合いが少なく、連絡先がわからないこともあるため、家系図を作成しながら情報をまとめておくのがおすすめです。

3. 費用の負担をどうするか

葬儀の形式や規模にもよりますが、ある程度まとまった費用が必要になります。いざというとき、その費用を誰が、どのように分担するのかも、事前に話し合っておくべき大切なポイントです。

・ 誰が費用を負担するのか
・ 対応できる分の蓄えがあるのか
・ 互助会や保険など、負担を軽減するための方法を検討する

多くの葬儀会社は「互助会」という制度を設けています。互助会の会員になると、積み立てによって葬儀費用の一部を補えます。
愛昇殿でも互助会制度を行なっており、積み立てに加え、会員向けの優待割引も提供しています。また、入会金のみで利用できる「愛昇殿CLUB」制度もあり、こちらに入会するだけでも割引を受けることができます。

さらに、愛昇殿では葬儀のための終身保険も提供しています。保険金はすみやかに葬儀費用に充てられるため、費用の準備が間に合わないといった不安も軽減されます。
これらの制度を活用することで、あらかじめ多額の費用を準備していなくても、いざというときの負担を減らすことができます。早めの加入を検討しておくのがおすすめです。

会員制度・保険について

わからないことがあったら事前相談を

葬儀についてわからないことがあるときは、事前相談を利用するのもひとつの方法です。愛昇殿では、以下のような内容について事前相談を受け付けています。

・ 葬儀費用がどれくらいかかるのか
・ どのような式場や設備を利用できるのか
・ 葬儀の流れはどうなっているのか
・ 万が一のとき、スタッフがどのように対応してくれるのか

「まだそれほど切迫した状況ではないけれど、小さな不安や悩みを解消しておきたい」——そんなときでも、どうぞ気軽にご相談ください。事前に話を聞いておくことで、葬儀のイメージがより具体的になります。また、愛昇殿の取り組みや姿勢を事前に知っていただくことで、今後への安心感につながるでしょう。
事前相談は365日、24時間いつでも受け付けています。まずはお電話でお気軽にご連絡ください。
さらに、愛昇殿では相談会や展示会などのイベントも随時開催しています。葬儀場の設備を実際に見学できる機会ですので、こちらもぜひご活用ください。

事前相談について イベント一覧

まとめ:「もしも」の準備は、家族の安心につながる

突然の訃報は、家族にとって大きな負担になります。しかし、あらかじめ準備をしておくことで、落ち着いて対応できるようになります。「もしものとき」への備えは、家族の安心のために欠かせない大切なことです。
また、話し合った内容は、時間が経つと忘れてしまうことがあります。口頭だけで済ませず、ノートなどにまとめて記録しておくのがよいでしょう。本人がエンディングノートをつくり、意向や準備内容を書き残しておくのもおすすめです。
エンディングノートは、一度書いたら終わりではなく、あとから内容を加えたり、気持ちの変化に合わせて書き換えたりしてかまいません。自分の思いを少しずつ整理していくための道具として、柔軟に活用していきましょう。
なお、愛昇殿が開催している相談会・見学会では、オリジナルのエンディングノート(セルフポートレート)を無料でお配りしています。ぜひお役立てください。

早めの準備が、いざというときの安心につながります。無理のない範囲で、今できることから少しずつ始めてみましょう。